QSLカード

出典: YKAwiki

QSLカードとは?

無線通信における交信証明カードのことで、正式名称を「受信報告確認証」と言う。 相手局と交信したことを年月日、時間、使用周波数等を明示した上で、相手局に対して発行するものである。

アマチュア無線の場合、カード転送業務を行っている窓口(ビューロー)を通じてカードサービスを行なうが一般的である。 ちなみにビューローへのあて先は以下の通り。

〒699-0588 島根県 簸川郡 斐川町 神庭1324-3 「JARL QSLビューロー係」


QSLカードの正しい書き方

QSLカードの正しい書き方は以下の通り。

注意!コールサイン、交信情報、移動運用地、オペレータの自筆のサインは必ず記入しましょう!

また、書き間違えた場合は訂正などせずにもう一度書き直すようにしてください!

画像:QSL_card.png

a) (1)、(2)には相手局のコールサインを記入します。
マネージャー経由の場合は、(1)に交信相手局のコールサインを記入し、(2)の前に"Via"と書き加えること(「…様方」の意)。
要するに(1)が交信相手局のコールサインを記入するところで、(2)はビューローに「この局にカードを送って下さい」という単なる転送情報なのです。
また、相手局が移動局の場合、ポータブルは(1)には付けても良いですが、(2)に書くのはやめましょう。転送情報が見辛くなるだけです。
b) (3)にはそれぞれ、交信年月日、交信時刻、RS(T)レポート、交信周波数、交信電波形式を記入します。
交信年月日は西暦での記入を原則としてください。また、読み違えの無いように、
  • 年は4桁表記をするか、末尾2桁に略す場合は"’"をつける
  • 月は英略名(Jan. Feb. Mar. …)を使用する
  • 日のみを数字で書く
という書式を推奨します(例:2006 Apr. 11 or '06 11 Apr.)。
交信時刻は交信開始時刻を、24時間表記で記入します。国内宛ならばJST(日本標準時)であることが暗黙の了解となりますが、海外へのカードサービス時は"UTC"を前置して世界標準時で書く必要があります。なお、UTC=JST-9時間です。
RSTレポート欄は電話の場合は厳密にはTの文字を消すべきですが、2桁ならRSで3桁なら電信のRSTだということは分かるので、Tを抹消していないから無効ということはありません。
交信周波数は使用した周波数帯をMHz単位で、交信電波形式(2WAY)はSSBなりFMなりCWなりを記入するだけ。
c) (4)には使用した無線機、交信時の出力、使用したアンテナ、アンテナの地上高、その他特筆事項を記入します。
無線機(RIG.)、アンテナ(ANT.)は市販の場合は型番を書けば十分です。自作の場合はただ「自作」と書くだけで問題ないです。
出力(OUTPUT …W)、地上高(mH)は言わずもがな。
その他特筆事項(RMKS.)には移動地や簡単な挨拶を書いても良いですが、参加したコンテスト名を書くのが一番簡単でしょう。
また「PSE QSL TNX」の部分も必要に応じて修正しましょう。相手局にカードサービスを要求する場合は「TNX」の部分に取り消し線を引き(PSE QSL)、また既に相手局からカードが来た場合は「PSE」の部分に取り消し線を引きます(QSL TNX)。
d) (5)にはオペレーターの名前、移動地名を記入します。
正式なQSLカードではオペレーターネームかサイン、または判子が必須となっています。
また、移動運用時は運用場所の記入も必須です(未記入では常置場所での運用と見なされる)。上にある自局コールサインにポータブルを付け足した上で、線上に運用地を市町村名まで適切に記入しましょう。

その他、欄外にJCC/JCGコードやグリットロケーター(GL)、相手局のOPネームや相手局のQTHのほか、簡潔な挨拶やカードサービスの催促などを記入することもあります。