電圧レベルの話
出典: YKAwiki
デジタル回路で使う電圧は,基本は5Vですが, 実は世の中には0-5Vだけじゃなく,いろんな電圧レベルが使われてます. 有名どころでは低消費電力用,主に携帯電話なんかのバッテリー駆動機器に使われる3.3Vロジックや シリアル通信で使われるRS232C(PCのシリアルポートから出るのはこれね)の±15Vなんかがあります.
では,実際に5VじゃないICを使って設計する場合にどうやって選べばいいのか.まぁ普通は5Vなんだろうけど一応知っといて損はない. 基本的に見るのはデータシートの電源電圧(Vcc),入力電圧(Vih,Vil),出力電圧(Vo)あたりね. データシートっていうのはICの機能や電気的特性,外形寸法なんかが書いてある仕様書のこと. 基本的に5VロジックICなんかはどこのメーカーのやつでも大して変わらない(74シリーズとかの規格があるからね) データシートを探す場合には東芝セミコンダクターのページなんかが見やすいので私もよく利用させてもらってます. っと話が横にそれたけど電圧の話に戻して,出力電圧はたいていはVccと一緒です.そりゃまぁ電源より高い電圧なんか簡単には出ませんから. っていうか東芝の74VCXシリーズとか1.8Vで動作するんだ.すげー.
そして多分こっちのほうがよく使うRS232Cレベル(±15V)の話. これは5V電源のみを使って5Vロジックの信号レベルをRS232Cレベルに引き上げてくれる便利なICがあったりします. たとえばMAX232Cとか.一般にRS232ドライバ/レシーバってやつね. 秋月のH8のキットなんかにはすでにこれが載ってます. PICなんかだとPCとシリアル通信させたければこいつをかましてやらないと通信できなかったりします. もちろん,PIC同士やH8同士なんかでシリアル通信をする場合にはTTLレベル(0-5Vね)の端子が出てるので, それを使って5Vで通信すればわざわざRS232Cレベルに引き上げてやる必要はないです. (でも以前RS232変換ICつきH8キット使ってTTLレベルでH8の相互通信しようとしたらうまくいきませんでした. どうしても原因がわからなかったので,最終手段としてTTLレベルとの間にMAX232C入れてRS232レベルで通信しました. H8-RS232コンバータ(H8キットに付属)-RS232コンバータ(外付け)-TTLレベル信号 なんていう頭の悪い構成ですが. 変換ICの出力ポートに信号食われてるのかなぁ・・・・誰かこの原因がわかる方いましたら教えてください)
デジタル回路だからって5Vばっかじゃないんですね.
